三和体育製販株式会社

スポーツ用品トピックス

Topics of sporting goods

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土に還るポイント杭(生分解性プラスチック製)のご紹介!

2024年10月16日

 

2024年度カタログより、土に還るポイント杭をリリースしております!

 

S-4595~S-4599:土に還るポイント杭(10本1組)

※カタログ表記は誤記で、5本組ではなく、10本組の間違いです。

 

 

■開発背景

 

近年、グラウンドに打ったポイント杭などの金属製杭が、地面に露出して、

怪我をしたという事例が出始めております。

打った当初は良いのですが、年月が経ち、ロープが摩耗して位置が分からなくなった場合に、

杭がどこにあるか、ぱっと見では分からなくなってしまいます。

 

そういった杭が、地面が風化したり、グラウンドを掘り起こして均したりなどを繰り返して、

露出してきた際に危険になる場合が発生しています。

 

自治体によっては、金属探知機で、金属杭を探して、危険を排除する動きが出てきており、

そういった動向から、樹脂製の杭を入札条件にするケースも見受けられます。

 

しかしながら、樹脂で杭を作った場合でも、折れた場合に逆に金属探知機では検出できず、

行方が分からなくなってしまうというデメリットも発生してしまう事から、

今回の生分解性プラスチックによる、土に還るポイント杭のリリースへと至りました。

 

 

■製品特長

「シンプルで丈夫な構造」

 

生分解性プラスチックは、環境にもよりますが、10年~20年くらいで土に還ります。

(微生物が多い土だと、分解が早まります)

 

ロープは、それくらいの年月が経つ前に、摩耗して切れてしまいますので、

杭のみが地中に残ったとしても、いずれ消えてなくなり、危険性が排除される

という事になります。

 

白色に関しては、ポリロープも、生分解性の物を使用しております!

 

 【杭のアップ】

長さ10cm×φ10mmで太く、抜けにくく、しっかり固定

 

頭の部分を太く強度を上げていますので、金属杭と同じように直接ハンマーや

棒などを使って打込む事が可能です。

 

頭をハンマーで叩いて、多少、ズレたとしても、欠けにくい!

お客様から、従来のポリカ製などは、叩き込む時に、滑ってズレると割れるという

声を頂き、それを改善する必要があった為、

試作し、打ち込み、の検証を繰り返して、この形状に辿り着きました。

 

グラウンドなどに、ポイントを打ちたい際は、是非、ご検討ください。