Topics of sporting goods
2018年02月28日
”欠けにくい” ストロングタイプのホームベース・ピッチャープレートの登場です!
ホームベースやピッチャープレートが、摩耗して劣化した物を観察してみると、
スパイクの刃で傷が付いて削れたり、はがれたりして、ゴム自体が欠けていく現象が
その多くの要因であると見て取れます。
カッターの刃や彫刻刀で、ゴムを削っていくようなイメージです。
そこで、私たちは、スパイクの刃が刺さらなければ、削れる事なく長寿命に繋がると考え、
刃が刺さりにくい「粘り強い」ホームベース・ピッチャープレートづくりを行いました。
■工業試験場での荷重試験の様子
県の工業試験場の機械を借りて、正式に検査をお願いしました。
ピッチャープレートの上に、市販のスパイクの替刃を置いて、~200kgまでの荷重試験実施。
ストロングタイプは、200kgまで荷重を掛けた結果、刃が刺さることなく、金具が埋まってしまい、
それ以上、荷重を掛けられない、測定不能となった為、検証終了となりました。
■荷重を掛けた後のピッチャープレートの様子
左:ストロングタイプ
刃が押された跡がありますが、多少、凹んだのみで、次第に「跡」は小さくなりました。
※傷ではなく、押された跡
右:従来品
刃が刺さってしまい、このままひっくり返しても、刃がぶら下がったままでした。
※従来品の品質が悪いという事ではありません。
通常、100~200kgの荷重が掛かると、ゴムに刺さり、傷が付きます。
ピッチングの瞬間、強い力が掛かり、傷が付くために、そこからゴムが剥がれ
ていきます。
結果、ストロングタイプは、今回の200kgまでの荷重では、刃が刺さりにくい結果となり、
そこからゴムが剥がれにくく、長寿命に繋がるという事が見えました。
頻繁に交換を行っている施設などで、長寿命化を図りたい、手間とコストを抑えたい。
そんな時には、弊社のストロングタイプの製品を、ご検討ください。